人工知能、もといAIですが、最近では話題に上がることが多くなってますよねー
AIの進化に伴って、なんやかんや言われている中で、これからどのような世界になるのか想像もつきませんが、だからこそこれからが楽しみですよね!
そんなAIですが、近年は進化が実にめざましく、AIに興味のある私にとってはワクワクが止まらないのですが、そんな人工知能がついに絵画や音楽といった、芸術の分野にまで手を伸ばしてきましたね・・・!
近頃、話題になったAI作曲の歌を聴いて驚いたので、どのような変遷をたどっているかちょっと調べてみました!
話題の始まりは「Jukedeck」から
(「Jukedeck」のスクリーンショット)
そう、人工知能の作曲という大きな波の始まりは、2015年12月7日(米国時間)に公開された人工知能を利用してオリジナルの楽曲を作成できるオンラインサービス「Jukedeck」からでしょう。
ジャンルや曲調を指定するだけで、オリジナルの著作権フリーの楽曲が生成できるというこのサービスは、とても衝撃的なものだったようですねー
開発したのはケンブリッジ大学出身のクリエイターが中心となって行っているようで、いやはや、さすがケンブリッジといったところですね!
いまはさらなる進化を遂げているようで、サービス開始時は4ジャンルしかありませんでしたが、いまや倍の8ジャンルから選べるようですし、これからさらにすごいことになっていきそうですね!
そんな「Jukedeck」のサービスはこちらから
同時期に始まった「Brain.fm」も話題に
(「Brain.fm」のスクリーンショット)
「Jukedeck」で人工知能の作曲が取り沙汰される中、同じく話題になったのが「Brain.fm」です。
「Brain.fm」は、科学的な理論をベースにした脳機能を改善する音楽を、その人の感性に合わせて提供するサービスで、「Focus(集中)」「Relax(リラックス)」「Sleep(睡眠)」の3つのモードから音楽を選択できるみたいですねー
このサービスが素晴らしいのは、効果があるのはもちろんのこと、流れる楽曲が人工知能によって作曲されたオリジナル楽曲という点ですね!
オリジナル楽曲だと、知っている曲が流れて気分が途中で途切れてしまう、なんてこともないので、いいですよね!
ちなみに、リオ五輪に参加していた米レスリングチームは、Brain.fmをトレーニングのときに使っていたそうなので、Brain.fmの効果はお墨付きと言えるかもしれませんね!
「Brain.fm」はモードを選択するだけで音楽が流れる、という実にシンプルなシステムになっているので、使いやすく、またわかりやすい設計も取り入れられた要因かもしれませんね!
そんな「Brain.fm」はこちらから

次にやってきたのが「deepjazz」
(「deepjazz」のスクリーンショット)
時系列でみると次にやってきたのが、ジャズ作曲専門の人工知能「deepjazz」のようですねー
これは、2016年4月にプログラマーのJi-Sung Kimさんが作り上げた自動ジャズジェネレーターで、MIDIファイル(音源データ)を与えると音楽を学習してオリジナルのジャズを作曲してくれるもののようですね。
いやー、私も実際に聞いたんですが、正直かなり驚きましたね・・・
これほどとは思いもしなかったので、進化のすさまじさを実感したのですが、学習するジャンルを絞ることによって進化は加速度的に上昇するのかもしれませんね!
ちなみに、「deepjazz」のコードはGitHub上で公開されているそうなので、仕組みについて興味のある方は見てみるといいかもですね!
そんな「deepjazz」はこちらから
ここで、ついにGoogleの登場・・・
そうです、ついにはじめたのです・・・GoogleのAIが作曲を・・・!
2016年6月、話題になったのは、この曲でしたねー
この曲はGoogle の芸術作品を創作するAI「マジェンタ(Magenta)」プロジェクトのデモとして公開され、プロジェクトの発足からわずか一か月で、このような結果を生み出したようですねー
ちなみに、AIは最初に4つの音符を与えられ、そこからアルゴリズムによって自律的に楽曲を生成したそうで、ドラムやオーケストラの伴奏はあとから人間が付け加えたとのこと!
個人的には、4つの音符から自律的に楽曲を作るってところが、Googleのアルゴリズムのすごさなんじゃないかなーと思ったりしましたねー
とても単純な構成ですが、たった一か月と考えれば大したものなんじゃないか、と私は思いました!
そして、ここまで進化した!
時は2016年9月・・・GoogleのAIの曲からわずか三か月、AIはこんな曲を作るまで進化してしまったのです・・・!!
それがこちら!
Daddy’s Car: a song composed by Artificial Intelligence – in the style of the Beatles
と名付けられた曲名は、まさにビートルズ風の楽曲になっていて、聞いたときの衝撃ったらなかったですね・・・
まさか、たった三か月でここまで・・・
と思っていたら、どうやらもう一曲ありました。
それがこちらです!
いやー、恐ろしいかぎりですね・・・
この二曲はソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)が開発した自社のAIで作ったもので、膨大な音楽データベースから、音楽のスタイルを学習し、スタイルを指定すれば、どんなスタイルの楽曲でも作れてしまうそうです・・・
いやはや、すごいところまできたなぁ・・・
と思ったのですが、全てAIでやっているのではなく、編曲、作詞、ミキシングは人間がやったとのこと。
なるほどね・・・!!笑
編曲まではAIがやったのかと思ってたんで、驚愕したのですが、どうやらメロディーラインだけのようですね!
それだけでも十分すごいのですがね・・・笑
いやー、さすがにまだまだ自力では音楽の制作は出来なさそうですが、まだAIの音楽進出の波が始まってから1年経ってないですからね・・・
それでここまで来てしまったことを考えると、末恐ろしさを感じざるを得ませんね・・・
まとめ
まーそんなこんなで書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
AI、たまらん・・・!
ってことです。
なんというか、とても大きな可能性を秘めていて、たまらんですよね。
夢がありますよねー、ロマンというか、なんというか・・・
どんなすごいことをやってくれるか、これから期待しかないですね。
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