今回お届けするのはこの一曲
尾崎紀世彦 「また逢う日まで」(1971)
です。
言わずと知れた名曲ですねー
初めて聞いたときの衝撃は忘れません。
というかこの曲、1971年だったんですね、衝撃です。
作詞:阿久悠
作曲:筒美京平
というコンビの天才ぶりが光る一曲ですね。
第13回日本レコード大賞・大賞 受賞曲でもあったりします。
まさに色褪せない名曲ですね。
とても心が豊かになる一曲です。
尾崎紀世彦さんの歌唱力は抜群
もちろん、歌自体も素晴らしいんですが、それをより素晴らしいものにしているのが、歌っている尾崎さんでしょう。
いやー、今の時代これだけ歌える人がいるでしょうか。
ヴォーカリストとしてはまさに頂点でしょう。
声量、テクニック、表現力、まさに圧倒的な歌唱力です。
歌っているときのマイクの位置を見ていただきたいものです。
日本の歴代歌手の中でも、このお方に比肩する方は片手で収まりますね。
歌が上手いと一口に言っても色々な種類がありますが、この人は全てにおいてトップクラスです。
本物のエンターテイナーですね。
歌っている姿がとても素敵です。
尾崎さんは様々な曲をカバーしてくれているのですが、そのどれをとっても素晴らしいクオリティです。
それはそうですよね、この人より歌の上手い人はいないんですから。
私が聴いたカバーで震えたのが、「Mr.Children – innocent world」のカバーです。
自分の持ち歌とは全く曲調の異なるこの歌を、音程もリズムも完璧に歌いこなす姿を見たときはあまりの驚きに言葉が出ませんでしたね。
「innocent world」って音域が広くて、高音が必要じゃないですか。
サビの高音どうなのかな、出るのかな、どんな風に歌うのかな、なんて思っていたら、力強く突き抜けたんですよね。
心が痛いよ、のところの、痛いよ部分の高音を圧倒的な圧力で粉砕して登りきって、振り切る。
この瞬間の衝撃は凄まじかったですね。
まさに天才です。
番組の出演者は裏声のところでヒューなんて言ってましたが、私的にはここでしたね。
時間が止まりました。
だって、このとき尾崎さん51歳ですよ?
51歳でこれだけエネルギッシュに振り切れるなんて・・・
こんな人はもう二度と現れないでしょうね。
この人を持ってしても、「また逢う日まで」は歌い切れていないということですから、この曲はかなり力を持った一曲といえますね。
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局、何が言いたかったかというと、
素晴らしい一曲
ということです。
作詞も、作曲も、歌唱も、全て天才の才能が詰まっているまさに本物の一曲でしょう。
今の時代の日本ではおそらくこのクラスにはお目にかかれませんからね。
今後もこのような曲が出てきてくれるといいのですが・・・
未来に期待ですね。