AI、最近進化がめざましいですよね。
毎日と言っていいほどにその名前を目にしますし、よくニュースで見かけます。
そんなAIですが、驚愕の記事を読みました。
なんと、ポーカーで人間に勝ったんですって。
しかもプロに。
ただ単に勝っただけじゃなく、巻き上げたんですって、2億も。
ぼろ勝ちじゃないか・・・
AIがポーカーでプロに勝利
いやー、衝撃ですよね。
この出来事があったのはアメリカの模様です。
今回勝利したAIはカーネギーメロン大学が開発した「リブラトゥス」。
「テキサス・ホールデム」と呼ばれるポーカーで1月11日〜30日までの20日間にわたってトッププロ4人と「リブラトゥス」が試合を行い、それぞれ1対1でチップをかけるゲームを計12万回繰り返した結果、AIが圧勝した。獲得したチップ額は総額176万ドル(約2億円)以上。
ははー・・・
ちなみに、2015年に同じような試合をやった時は人間側が勝っており、「テキサス・ホールデム」は頭脳系ゲームにとって最後の砦だったようです。
これで、囲碁、将棋、チェス、クイズといった様々な頭脳系のゲームはほぼすべてAIに粉砕されてしまったということになるそうですね。
さすが名門カーネギーメロン大学。
素晴らしい研究結果ですね!
信じられない
今回なんといってもすごいのが、ポーカーにはブラフといったものに代表されるように心理戦があるわけです。
かく乱することを目的に意味もない手を打ったりするなど、プレーヤーの行動にかなりの幅と柔軟性がありますよね。
つまりより複雑になるわけですね、ゲーム自体が。
それにもかかわらず、今回のようにAIが勝ってしまうとなると、本当に恐ろしい限りだなと思わざるを得ません。
しかも、今回はAIに行ったことは、何か数値をデータとして組み込むのではなく、ルールを教えただけだそうです。
ルールを教えて、勝手に学習するように仕向けた結果、最初はめちゃくちゃだったそうですが、次第に洗練されていったそう。
まるで、人間が学ぶのと同じようですね。
開発した大学の教授曰く
「これはポーカーだけの話ではなく、AIが戦略を立てたり論理的に考えたりする力があることを証明した。様々な分野へ応用できる可能性がある」
とのこと。
「AIが戦略を立てたり論理的に考えたりする力があること」
これは衝撃的でした。
まさに今回のことで証明されましたよね。
しかも、人間よりはるかに高次元で、です。
相手の手の内が読めないポーカーで、戦略を論理的に構築し、実行し、勝つ。
つまり、不確定要素があるなかでも、それらを考慮に入れながら最適な戦略を構築できる、ということですね。
しかも、感情に左右されない。
限られたルールのなかで人がAIに勝つのは、もう無理かもしれませんね。
まとめ
まー色々書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと
可能性が無限大
ってことです。
いったい、人間と何が違うんでしょうね。
ルールを教わって、試行錯誤しながらコツをつかんで上達していく。
人間の学習そのものじゃないですか。
人間が学習するようにAIも学習することができるのだとしたら、人間にできてAIにできないことはほとんどなくなりますよね。
そのうち、人間と同じような教育をしたら、心の動きもある程度データ化されて、心を表現することが可能になったりして。
はてさて、どうなることやら・・・
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