秋葉原にある、「東京アニメセンター」が無くなるって、ちょっと前に話題になりましたよね。
そんなものあったっけなーって人のために補足しておくと、UDXの長ーいエスカレーター上った先にある、アニメの展示がちょろっとある、狭めのスペース、そうあそこです。
たまーに作画展示とかやってましたよねー
そう、そんな「東京アニメセンター」ですが、今後の去就が決まったようですよ!
市ヶ谷・DNPプラザに移設
次なる場所は、そう、市ヶ谷・DNPプラザですって。
・・・?
となる方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、???となったのですが、DNP(大日本印刷)が運営元である日本動画協会と提携したみたいですね。
なんでDNPが?と思ったのですが、色々とあるのでしょう。
大企業ですからねー
多角化を進めていきたいのかなと思ったり。
税金対策かなとか思ったり。
いやー、大人の事情はさておき、移設が決まってよかったですね。
廃止を免れて何よりです。
2017年10月28日に新規オープンみたいですよ。
秋葉原から市ヶ谷は近いですし、移設もスムーズに行われそうですね。
今度はVRなどの最新技術を取り入れて、よりエンターテイメント性を高めていくとのこと。
秋葉原の時は、あれだったので、進化は実にありがたいですね。
ちなみに場所はここら辺の模様です。
防衛省って、大きいですね。
東でよかった
個人的に思うのは、東京の東側への移設でよかったなーってことです。
西に移設してしまったら、どうしようかと思ってました。
アニメって、西が強いじゃないですか。
制作会社はほぼ西側ですし、有名な美術館や記念館は大体西です。
西高東低って言うんですかね。
東側に一切そういうのがなくなってしまうと、アニメは東京の西側って印象がさらに強くなってしまうと思うんですよね。
日本の大事なところって、だいたい東側じゃないですか。
政治も経済も文化も。
そこから外れていくってことはメインストリームからそれていくってことだと私は思うんです。
アウトローなイメージならいいと思うんですが、今まで動画協会はクールジャパンと称してアニメのイメージをメインストリームに押し上げようとしてきたじゃないですか。
メインストリームは言いすぎかもしれませんが、市民権の獲得を目指してきたことはたしかです。
その甲斐もあって、最近やっとアニメは市民権を獲得してきたじゃないですか。
そんな状況の中で、動画協会が自身の運営する施設を西に移設してしまったら、方向性がずれてしまうと思うんですよね。
やってることと言ってることが違うだろ、と。
考えすぎかもしれませんが、私はそういうふうに感じてしまいましたね。
イメージって大事だと思うんですよね。
私は、アニメが今の地位まで育ったのは秋葉原の力が大きいと思っているんです。
都心の真ん中、メインストリームが集まっている場所にアニメの街がある。
それだけで、世間のイメージって変わるじゃないですか。
秋葉原があるうちは大丈夫でしょ、と思われるかたも多いとは思うのですが、あれは消費者が作り上げた街だと私は思うんです。
実際のところは知らないので、あくまでも私のイメージですが。
これからは、ただ単に消費者に乗っかるのではなくて、制作側の方でもメインストリームに乗っていく姿勢を見せるというか、行動で示すというか、そういうことが大事なんじゃないかなーと思うんですよね。
おお、すごいな、そこに作るか!
あんなところにこんなものを!すごい!
って多くの人がそう思うような、そんな動きが今後求められてるんじゃないかなーと思ったりしました。
今後の動きに注目ですね。
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
市ヶ谷
ってことです。
市ヶ谷って何があるのかなーって考えたら、防衛省くらいしか出てこなかったので、自衛官の方々がお昼休憩に見に来るのかなぁなんて。
市ヶ谷にそもそもそんなに人来るのかなぁとか、そういうことを考えたら負けだと思うので、たくさん人が来てくれることを願うばかりです。
今度は評判のいい施設になることを祈って。
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