「帝国データバンク」が社長の平均年齢を出したようです。
一体どの業種が若くて、どの業種がベテランなんですかねー
気になったのでちょっと見てみました。
社長の平均年齢
■平均年齢
59.5歳(過去最高を更新)■調査方法
2018年1月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社)から、個人、非営利、公益法人などを除く企業の社長データ(約97万社)を抽出し、それらを、業種別、業種細分類別、年商規模別、都道府県別、社長生年の元号別に集計・分析■平均年齢が高い業種
・「不動産業」:61.5歳
・「製造業」:60.9歳
・「卸売業」:60.5歳■平均年齢が低い業種
・「サービス業」:58.1歳
・「建設業」:58.7歳
・「運輸・通信業」:59.4歳(帝国データバンクより引用)
こんな感じのようです。
いやー、平均年齢めちゃくちゃ高いですね。
若い世代とベテラン世代では業種もわりとわかりやすく分かれたようで、平成生まれの社長は「ソフト受託開発」の構成比が最高なのに対し、大正・昭和生まれが不動産業や建設業の構成比が高い結果になったそうな。
そりゃそうですよね、持ったもんがちですもん。
インフラに近い企業は昔から続いている企業じゃないと厳しいですもんね、先行者優位がえげつないです。
年齢、高すぎじゃない・・・?
今回の調査を見て思ったのは、社長の年齢が高すぎるということですね。
年々右肩上がりに上昇を続けているようで、1990年の平均年齢は54歳なので、30年弱で5歳ほど上昇しているんですね。
これだけ技術の進歩が早く、状況が目まぐるしく変わる現代において、社長の平均年齢が上がっている・・・
そりゃ日本経済低迷するよなーと思ったのでした。
歳を取ると人間は保守的になります。
そして、流行についていけなくなり、価値観が固まってしまうので柔軟性に欠けます。
つまり、時代に応じた最適な判断ができないということです。
全ての人がそうというわけではありません。
あくまでも一般論です。
中には若手の意見を取り入れながら、柔軟にいつまでも時代の最先端を走るような怪物もいますが、それはごく一部ですからね。
大多数がそういうわけにはいかないので、難しいなーと思います。
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
引き際
ってことです。
引き際って大切ですよね。
引き際の美学なんていいますが、その人の器が出ますよね。
しっかりと後の人に託して引退する。
そんなことが今求められているのかもしれませんね。
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