「タツノコプロ」デジタル作画のマニュアル公開へ

「タツノコプロ」がフルデジタルによるアニメ制作方法やワークフローを解説する社内用マニュアルをWebサイトで無償公開したとのこと。

すごい、すごすぎる・・・

「デジタル作画制作マニュアル」

タツノコプロが公開したマニュアルは「デジタル作画制作マニュアル」という名前のマニュアルです。

今回公開されたマニュアルは、2017年に同社が初めて完全フルデジタル作画で作成したテレビアニメ作品「まけるな!!あくのぐんだん!」のときの経験をもとに作成したとのこと。

2Dアニメ制作ソフト「TVPaint」の機能や設定、使い方、デジタル化に伴うワークフローの見直し、今後の課題などが主な内容とのことです。

私も読んでみたんですが、ほとんどが「TVPaint」の使い方で、ちょろっとワークフローの変更や業務の効率化について触れられている感じでしたね。

結構専門的というか、アニメ制作について知っている人じゃないとわからないだろうなーってことも書いてあったので、かなりしっかりした実践的なマニュアルな感じがしました。

タツノコプロは「限界を迎えつつある現在のワークフローの改善の足がかり」として、完全フルデジタル作画のアニメを作成したそうです。

やっぱり中の人も限界が近いと感じているんですね。

ブラックブラックと何度言われているかわからない業界ですもんね。

ちなみに、なぜブラックなのか、その問題点についてまとめた記事があるので、よかったら是非。

製作委員会の仕組みとその問題点【まとめ】

今回のマニュアルですが、読みたいなーって人は下記の公式サイトにアクセスしてダウンロードしてみてくださいな。

http://www.tatsunoko.co.jp/tvpaint

かなり面白い内容になっていますので、興味のある方は一読されることをおすすめします!

まとめ

まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、

いい取り組み

ってことです。

アナログの極みみたいなところありますからね、アニメ制作って。

今後どのようにデジタル化していくかってのが結構大事だなと思っています。

手間もコストも省けるデジタル化ですが、一つ弱点があることも忘れてはいけません。

それは初期投資です。

機材の導入コストをどうするかってのが今後の問題になってくるなと思いました。

ただで機材やソフトを手に入れられるわけじゃないですからね。

基本的に制作会社は自転車操業なので、どこまで未来に投資をできるかってのが勝負の分かれ目かなと。

ソフトってどんどんあたらしいものが出ますし、結構難しい問題なのかなと思いました。

今後、どうなっていくんでしょうね。

いい方向に転がっていってほしいものです。