前から思っていたんですが、台風とかハリケーンとかサイクロンの違いってなんなんですかね?
日本で発生するのは台風でアメリカで発生するのがハリケーンってくらいの違いしか分からなかったので、調べてまとめてみました。
それぞれの違い
違いは大きく分けて2つ。
発生地域と最大風速です。
分類表を記載しておくので見てみてくださいな。
発生地域 | (最大)風速 | |
台風 | 東経180度より西の北西太平洋 および南シナ海 |
17.2m/s以上 |
Typhoon(タイフーン) | 北太平洋 | 32.7m/s以上 |
Hurricane(ハリケーン) | 北大西洋、カリブ海、メキシコ湾 および西経180度より東の北太平洋東部 |
32.7m/s以上 |
Cyclone(サイクロン) | ベンガル湾、北インド洋 | 32.7m/s以上 |
(引用:お天気.com)
こんな感じで分かれているんですって。
ほほーって感じですね。
これを見ると、台風のほうがサイクロンとかよりも弱いのかなって思いがちですが、そういうことでもなく・・・
あくまでも17.2m/s以上のものが台風になるので、18m/s でも 50m/s でも台風なんですよね。
2018年に発生した台風だけで見ても、50m/sを超えてくるものはいくつもあるので、注意をしたいところです。
ここで気になったのですが、よくニュースで見る、非常に強いとか、猛烈なとか言いますが、あれって基準とかあるんですかね?
台風の強さ表現まとめ
最大風速 | 呼称 |
17m/s未満 | 熱帯低気圧 |
17-25m/s未満 | 台風 |
25-33m/s未満 | 台風 |
33-44m/s未満 | 強い台風 |
44-54m/s未満 | 非常に台風 |
54m/s未満 | 猛烈な台風 |
(引用:wethernews)
よくニュースとかで言っている強い台風とかってその時の気分で言ってるわけじゃなかったんですね。
ちょっとびっくりしました。
きちんと基準があるんですねー
今後はどのように表現されているかをきちんと意識して聞いていきたいと思いました。
台風は日本独自の分類
台風って呼称は、どうやら日本独自の分類らしいんですよね。
世界での分類とちょっと違うらしいので、世界での分類と、日本での分類を載せておきます。
国際分類 | 日本の分類 |
Tropical Depression (TD) | 熱帯低気圧 |
Tropical Storm (TS) |
台風
|
Severe Tropical Storm (STS) | |
Typhoon(タイフーン) Hurricane(ハリケーン) (T) Cyclone(サイクロン) |
(引用:お天気.com)
こんな感じで日本では台風が幅を利かせているわけです。
つまり、アメリカのサイクロンもハリケーンも、日本的には全部台風なわけですね。
面白いなーと思ったのでした。
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
統一しろ
ってことです。
わかりづらいですよね。
これだけのグローバル社会なんですから、統一したほうが絶対にいいと思うんですがね。
ちなみに、もっと台風のことが知りたいと思った方は下記のサイトが面白かったのでご参考まで。
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