夜寝るときに不安が増幅することってありませんか?
悩みがあったりするとよくない方向ばかりに考えてしまって、落ち着かなくなったりしますよね。
私も考え出すと止まらなくなってしまい、どんどんマイナスな方向に考えてしまいます。
そして睡眠不足になるという負のスパイラル。
なんでかなーと思ったので調べてみました。
理由1:副交感神経の影響らしい
人間には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は日中に優位に活動し、ストレスを感じたり運動したりする際に活発に働きます。
副交感神経は夜間に優位に活動し、リラックスしたり食事をしていたり睡眠をとっている際に働きます。
睡眠に入る際は副交感神経が優位に活動しているのですが、その際上記のとおり体がリラックスモードに入っているため、人は無防備状態になってしまいます。
無防備状態ゆえに、何か起こりうる不安に備えてネガティブな思想を呼び起こしやすくしているのだそうな。
ネガティブな気持ちになるとストレスがかかるので、交感神経を今度は刺激してしまいます。
そうすると体が昼の状態になるので、目が覚めてしまうわけですね。
ほほう・・・
なんだか納得です。
この体内時計とリンクしない神経の切り替わりが頻繁に続くと自律神経失調症などになりやすいそうなので、注意が必要ですね・・・
理由2:脳機能の低下の影響らしい
寝る前は脳機能自体が低下し、情動を司る大脳辺縁系のコントロールがうまくできなくなってくるため、抑うつ的な気分が強くなってくるんだそう。
それに加えて、脳機能が低下しているので、普段は制御できている無意識下の思考が流れ込んできてしまうんだそうな。
人間の思考には意識下と無意識下があって、普段私たちが考えているのは意識下にあるものだけで、その意識下の思考はすべての思考の中のほんの一部とのこと。
つまり、無意識下(まったく意識していない潜在意識下)の思考が大半ということです。
寝る前は脳の制御が崩れているので、無意識下の思考が意識下に上がってきやすいんですって。
そうなると、脳みそがびっくりするわけですね。
こんなこと意識したことないのに、なんでいきなり・・・となるわけです。
そうなったら気になるじゃないですか。
意識し始めると、そこに思考が集中し始めて、脳が活性化しちゃうんですって。
無意識下の思考は認識すらできていないので、びっくりして不安になりますよね。
なんでこんなこと・・・もしかしたら・・・
抑うつ的な気分も相まって、思考がどんどんネガティブになっていき、負のスパイラルが始まってしまうわけです。
どうすればいいの?
考え始めてしまうと目が覚めてしまって、どうにも寝れない、なんてことありますよね。
そうなった場合、やってはいけないのは無理やり寝ようとすることなんですって。
無理に寝ようとすると、緊張感が高まり交感神経が優位になってしまうため、どんどん眠りから離れていくからだそう。
それに加えて、寝れないと考え事を始めてしまいますよね。
交感神経が活発になっているので目は冴えてますが、脳機能は落ちているので、思考はどんどんネガティブになり、負のスパイラルに陥ってしまいます。
というわけで、無理に寝ようとすることはよくないとされているんですね。
前置きが長くなりましたが、どうすればいいかというと、思い切って起きてしまうのがいいんですって。
電気も点けて、体も起こして、何か違うことをするのがいいとのこと。
思考を整理するためにメモを取ったりするのもいいみたいですね。
私の体験上、寝ようと思って寝れたことはないですし、どうにも寝れないときは思い切って起きてしまったほうが翌日のダメージも少ない気がします。
寝れないときは、自由に使える時間が増えた、ラッキー!と思って、ポジティブに捉えていくのが大事かなと個人的に思います。
ただ、それで体内時計を狂わせてしまうのはまずいので、きちんとリズムを崩さないようにはしたいところですね。
寝れない日が続く場合は、ルーティーンを作ったり、生活リズムを改めて考えてみることをおすすめします。
病気になってしまうので、睡眠には本当に気を付けたいものですね!
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
太陽ってすごい
ってことです。
寝る前にものすごく不安だったり、嫌な気分だったりしても、寝て起きて太陽の光を浴びたら、あれ?たいしたことないなって思えますもんね。
なんて小さいことを考えていたんだろうと。
夜は本当に脳みそが機能していないので、信じられない方向に思考が飛んだりするんですよね。
日中だったらいやいや、と思うことでも、あるかもしれない・・・となりがちです。
とりあえず、日の光を浴びて気持ち良くお昼寝したいものですね。
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