前から不思議に思っていたのです。
気絶と失神の違いって、なに?と。
衝撃映像に失神寸前!
とか、
ショックで気絶!
とか言うじゃないですか。
違いって何なんですかね?
気絶と失神の違い
調べたところ、違いはなかったです。
同じ意味でした。
言い方が複数あるだけですね。
そうだったのか・・・
ちなみにですが、「失神」が正式な症状というか、医学的には正式な言われ方のようです。
もうひとつちなみにですが、「卒倒」も同じ意味の言葉として使われる場面が多いのですが、こちらは立った状態で失神して倒れるという意味があるので、若干限定的な言葉のようですね。
失神のメカニズムが気になる
失神(しっしん、英語: syncope)とは、大脳皮質全体あるいは脳幹の血流が瞬間的に遮断されることによっておこる一過性の瞬間的な意識消失発作である。気絶、卒倒とも。通常は数分で回復し、意識障害などの後遺症を起こすことはない。失神が起こる前に、目の前が真っ暗になる感じや、めまい感、悪心などがあり、その後顔面蒼白となり、ついに意識が消失する。
wikipediaより引用
だそうです。
なるほど?
つまり、何かの刺激によって、脳の血流が足りなくなると起こるというわけですね。
ちなみに、貧血とは違うらしいですよ。
貧血は血液中の赤血球が少なくなって起こるので、脳全体に一過性の血流低下が原因となって起こる失神とは医学的には区別されるそうです。
また、てんかんも失神とは違うんですって。
てんかんは脳細胞に起きる異常な神経活動(てんかん放電)のためてんかん発作をきたす神経疾患なので、たしかに根本的に違いますね。
同じ意識消失でもこんな違いがあったとは。
勉強になります。
あ、失神が起こる条件はこんな感じらしいです。
- 起立性低血圧による失神
- 反射性(神経調節性)失神
- 心原性(心血管性)失神
なるほど、よくわからんですね。
衝撃的な場面で失神するシーンがドラマや映画でありますが、あれは反射性(神経調節性)失神にあたるみたいですね。
血管迷走神経性失神と呼ばれるもので、痛みや刺激を受けたり、精神的恐怖を体験することで、自律神経系がうまく機能しなくなり、血圧や心拍数が下がってしまい、脳に行く血液循環量を確保できなくなって失神してしまうそうです。
自律神経系は内臓諸臓器の機能を調節する遠心性機序と内臓からの情報を中枢神経系に伝える求心性の機序という2つの重要な役割を担っているようなので、たしかにそこが正常に機能しなくなったらまずいですよね・・・
ちなみになんですが、くしゃみしたり、唾を飲んだだけで失神してしまうこともあるらしいので、本当に何がきっかけになるかはわからないですね。
健康状態には気をつけたいものです。
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
健康第一
ってことです。
失神は先天性のものが影響してることがあるようです。
こればっかりはどうしようもないですよね。
無理せず健康第一で暮らしていきたいものです。
人生は楽しまないと損ですからね。
自分の体の仕組みについて全然知らないなと思ったのでした。
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