空腹によって味覚が変わる!?

科学の力

とても面白い研究が生理学研究所から発表されました。

なんでも、空腹のときに味覚が変わるんだそう。

え!!

なんでもおいしくなるんじゃないんですか!?

空腹に伴い味覚を調節する神経ネットワークの発見

味の感じ方や好みは常に一定ではなく、空腹のときは普段とは異なることが知られているが、この違いがなぜ生じるのかはわかっていなかった。

しかし、マウスを対象とした今回の研究において、空腹に伴い味覚を調節する神経ネットワークが存在することを発見し、そのメカニズムが判明したという。

 

今回の研究で、

1.空腹は甘味・苦味いずれの味の感じ方も変化させる
2.この変化は、視床下部を起点として、好きな味と嫌いな味とで別々の神経ネットワークを介してコントロールされる

ということがわかった。

 

視床下部AgRPニューロンを起点とした味覚調節システムの元来の役割は、飢餓が身近な野生環境において、糖など栄養価の高い食物を普段以上に好むように嗜好を変化させ、多少悪くなった食物でも妥協して食べるようにすることで、少しでも効率的にエネルギーを摂取して生き延びるために存在していると推定される。

また、この神経ネットワークが不安・嫌悪など感情に関わる脳部位の活動を制御することを考慮すると、摂食時の生理状態(空腹・満腹など)により味の感じ方(美味しさ・まずさ)が変化するという現象の神経基盤であるとも考えられる。

「肥満になると、甘いものの嗜好が高まる一方、苦味など他の味に対する好みは変わらないことが知られているが、その原因はよくわかっていない。今回発見した視床下部を起点とした神経ネットワークに肥満が及ぼす影響を調べることで、その原因が明らかになる可能性がある。」と研究チームは語っている。
引用:https://www.nips.ac.jp/release/2019/10/post_402.html

やっぱり何でも美味しくなった

やっぱり何でも美味しくなるんですね!!

経験は間違いなかったですね。

美味しいものはよりおいしく、まずいものはまずさが抑制される。

空腹は最高のスパイスなんて言われますが、まさにその通りなんですねー

おなかが減っているときのジャンキーな食べ物はとんでもなくおいしいですが、それはこういうメカニズムだったわけですね。

美味しいもの(糖などのエネルギーの高いもの)はよりおいしく感じるようになると。

深夜のラーメン最強というわけですね。

なんだかとても納得しました!!

研究チームの推察で、生存のため、と書いてありますが、たしかにその通りですよね。

飢餓状態のときに何とかエネルギーを摂取するためには、好き嫌い言ってられないですし。

人間ってよくできてるなーと思ってしまいました。

あ、今回の研究はマウス対象ですが、いつものごとくほとんど当てはまると思って問題ないと思います。

とりあえず空腹のときは、美味しくないと思うものでも、通常よりは美味しく食べれるので、苦手を克服したい方などうまく使われてはいかがでしょうか!

 

ここからは私(素人)の意見です・・・

研究チームの推察で、味覚は気分によって変わるメカニズムもここにあるんじゃないか、とありましたね。

味覚は気分によって変わるということが科学的に証明されているのを、初めて知りました。

そうなのかなと思ってましたが、まさか本当にそうだったとは。

これってとても面白いですよね。

考えてみれば当たり前ではありますよね。

味覚を認識するために電気信号が脳みそに送られても、その通り道である回路に乱れがあれば、うまく認識することはできないですもんね。

つくづく人間は感情ベースで動いているんだなと思います。

誰かと一緒に食べると美味しくなる、好きな人と、親しい人と食べるとごはんが美味しくなる。

これはもう味覚そのものが変化しているのでしょうね。

他の人と一緒に食べると、食べる量が増えてしまうという研究結果もあるのですが、味覚の変化も影響しているのかもしれません。

どうして食べる量が増えてしまうのか疑問に思われた方は、ぜひこちらから読んでみてくださいな!

友人や家族と食事をすると、多く食べてしまう・・・?

いやー、つまらないな、と思って食事をするのはなるべく避けようと思いましたね。

少しでも美味しくご飯は食べたいので!

 

まとめ

まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、

 

美味しいもの食べたい

 

ってことです。

美味しいものを食べたいなと思ったら、空腹のときに、楽しいと思えるような相手と空間で、カロリーの高い食べ物を摂取すればいいというわけですね。

いいことを学びました。

一緒に食べる相手はやはり選ばなくてはいけませんね。

味覚と感情の関係がどんどん明らかになれば、普通の食事がもっと美味しく感じるようになるかもしれません。

お母さんの味が、とても美味しく、落ち着くなと感じるのは、遠い過去の色々な思い出や感情がスパイスになっているのかもしれませんね。

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