プレゼント、もらえるととても嬉しいですよね。
何が入っているかわくわくします。
でも、そのプレゼントを誰にあげるかによって、包装を考えなくてはいけないかもしれません・・・!
プレゼント(ギフト)の包装による期待値の変化
ネバダ大学リノ校の研究チームによると、ギフトをきちんと包装するか否かによって、受取人のギフトに対する満足度は変化することがわかった。
包装を見たときの期待感と、開けたときにその期待がどの程度達成されたか(満足感)を計測したところ、ギフトを送る相手が友人かそうでないかによって結果が異なったという。
■友人の場合
きちんと包装されているギフト:もらった時の期待値は高いが、包装を開いた時の満足度は低い
そうでないギフト:もらった時の期待値は低いが、包装を開いた時の満足度は高い
■そうでない場合
きちんと包装されているギフトのほうが、内容物にかかわらず、満足度が高い
「誰かが贈り物が友人にとって望ましいかどうか疑問に思っていて、それをうまく包んでもっと魅力的にしようとすると裏目に出る可能性が高く、一方で、そうでない人に贈り物をするときは、ラッピングを凝ったほうが賢明かもしれません。」と研究者は言った。
引用:Society for Consumer Psychology. “The danger of great gift expectations: Nicely wrapped gifts can inflate expectations about what’s inside.” ScienceDaily. ScienceDaily, 30 October 2019. <www.sciencedaily.com/releases/2019/10/191030110039.htm>.
初頭効果と親近効果
なんとも面白い研究ですよね。
プレゼントの包装によって、そのギフトの満足度が変化するという研究ですが、私はこの研究を見て「初頭効果」と「親近効果」を思い出しました。
「初頭効果」
最初に与えられた情報が後の情報に影響を及ぼす現象のこと。
情報を並列に扱った場合に起こりやすい。
Aさん:知的・勤勉・衝動的・批判的・頑固・嫉妬深い → 好印象を与える
Bさん:嫉妬深い・頑固・批判的・衝動的・勤勉・知的 → 悪印象を与える
「親近効果」
最後に示された情報が印象に残りやすく、後の判断に大きな影響を及ぼす現象のこと。
反対の情報が扱われた場合に起こりやすい。
A商品:この商品の値段は高いが、その代わり性能はとても高い → 性能が高いという印象が残る
B商品:この商品はとても性能がいいが、その代わり値段がとても高い → 高価格という印象が残る

ここからは私(素人)の意見です
つまり、こういうことでしょう。
誰かにプレゼントを効果的にあげたい場合は・・・
・それ以外:包装に全力、中身はそれなりでよし!
うーん、勉強になりました。
初頭効果と親近効果ですが、今回の件にあてはめると・・・
・友人:親近効果
・それ以外:初頭効果
という感じですかね。
どこに違いが出るかというと、期待ってのが肝なのかなと思います。
期待をすると、それが叶わなかったとき、とんでもなくダメージ受けますよね。
期待しなきゃよかった・・・
ってのは誰にでもある経験だと思います。
友人からもらえるとなったら、何をもらえるんだろうとドキドキして、期待しますよね。
でも、それ以外の人からもらっても、何だろうなーくらいにしか思わないじゃないですか。
そこの差なのかなと個人的には思いました。
期待されるのはプレッシャーですが、期待してもらえるって幸せなことだなと思ったりもします。
誰かにはずっと期待される存在でありたいなと、ポエマーになりそうだったのでここら辺で思考を停止したいと思います。
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
サンタさん来ないかな
ってことです。
なんで大人になるとサンタさんは来ないのでしょうか。
期待されすぎて、プレッシャーに押しつぶされてしまったのでしょうか。
実に心配です。
今年こそはサンタさんが来ることを願って、毎日善行を積みたいと思います。
いい子にしてないとサンタさんは来てくれないですからね。
今年はビルをお願いしたのですが、来てくれるでしょうか。
楽しみです。
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