日本はいま高齢化社会ですよね。
これからどんどん加速していくと言われていますし、大きな問題となっています。
介護施設なんかも足りなくなってきてますしね。
その中でもう一つ大きな問題となっているのが、アルツハイマー、認知症です。
介護がとても大変と言われているので、家族に大きな負担がかかるからです。
なりたくないですし、なってほしくない認知症ですが、もしかしたら、予防できるかもしれません。
高強度のトレーニングが高齢者の記憶を改善
脳への運動の影響を調べるマクマスター大学の研究者は、高強度のトレーニングが高齢者の記憶を改善することを発見した。
フィットネスレベル(運動の強度)の改善が記憶パフォーマンスの改善と直接相関するという。
60から88歳の高齢者を対象に、12週間にわたってグループごとに強度を変えてトレーニングを実施したところ、高強度の運動をした高齢者は、メモリパフォーマンスが最大30%改善したが、適度に運動した参加者は改善が見られなかった。
「記憶力の改善には強度がポイントだが、毎日の散歩に丘を追加したり、街灯の間のペースを上げたりするだけでも強度は上がるので、現在のフィットネスレベルに合わせて運動を調整することが重要。」
「運動は認知症の発症を遅らせるために効果的だが、どのタイプの運動が記憶力を高め、認知症を寄せ付けないか、というガイドラインは存在しないので、この研究がガイドライン作成に役立つことを願う。」と研究者は語った。
引用:McMaster University. “High-intensity exercise improves memory in seniors.” ScienceDaily. ScienceDaily, 31 October 2019. <www.sciencedaily.com/releases/2019/10/191031112522.htm>.
有酸素運動ではないのか・・・
私のイメージ的には有酸素運動が体にいいので、効果的なのかなと思っていたのですが、違うんですね・・・
ボケ防止のためには強度の高い運動が必要とは思いもしなかったので、とても勉強になりました。
ちなみに、高強度インターバルトレーニング(HIIT)または中強度連続トレーニング(MICT)は調べるとたくさん出てくるので、ご自身の体力と体の状態に合わせて決められるとよいかと思います。
短時間で脂肪が燃焼すると一時期話題になったやつですね。
高齢の方はいきなりは厳しいと思うので、徐々に体力をつけていってから行うほうがよいかと思います。
若い人も最初はきついと思うので、徐々に慣らしていくのがベターかもですね。
ちなみに私は、息も絶え絶えで、泣きそうになりました。
今回の研究は高齢者の方が対象でしたが、なにも高齢者に限った話じゃないですよね。
若いうちからきちんと強度の高い運動を継続して、予防に努めるのもとても大切なことだなと思います。
歳を取ると新しいことを始めるのは厳しいので、それを考えても若いうちから始めておいたほうがいいのではないかと!
現代人は運動不足が問題になってますからね。
もしかしたら、今の若い人たちが老人になったときに認知症の発症率が倍増するなんてことは避けたいものです。
きちんと運動をして、脳的にも体的にも健康体でありたいものですね!
筋肉の大切さ
ここからは私の意見なのですが・・・
やっぱりポイントは筋肉量の変化なんですかね?
筋肉が付くと、血液の回りがよくなって、脳みそにも十分な血流が行き、活性化する的なことなのかなと思いました。
最近、筋トレの効果がとても話題になってますよね。
とりあえず筋トレはやっておけ、みたいな風潮まであります。
たしかに見た目もよくなるし、健康体にもなるし、いいことづくめですよね。
辛いですけど。
めちゃくちゃに辛いですけど。
筋トレほど継続の難しさを手軽に実感できるものはないですね。
良薬は口に苦し、ではないですが、そんな簡単にいいものは手に入りませんよね。
世の中よくできています。
筋トレをすると脂肪も落ちやすいという研究もありますし、筋トレの有用性がどんどん発見されている気がします。
これについては別で記事を書いているので、ぜひ読んでみてください!
お腹周りの脂肪を減らしたい方には特におすすめです!
まとめ
まー色々と書いてきましたが、結局何が言いたかったかというと、
筋肉は裏切らない
ってことです。
名フレーズですよね。
個人的にとても好きだったりします。
裏切らないものってほとんどないじゃないですか、世の中に。
しっかりと自分の筋肉と対話していきたいものですね。
とりあえず筋トレを継続できるようになりたいです。
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